我が国の社会福祉事業は、国民の憲法に基づいて基本的人権を守るためにあります。すべての社会福祉施設は、その利用者のために存在するものであり、施設の利用対象者は必要とする施設に入所する権利があります。
救護施設は、「身体上又は、精神上著しい障がいがあるために日常生活を営むことが困難な要保護者を入所させて、生活扶助を行うことを目的とする施設である」と定められています。救護施設利用者は、知的障がい者、精神障がい者、身体障がい者及び重複障がい者、それに加えて生活障がいといわれる障がい者関係福祉法の対象者以外となる利用者もあり、生活施設として社会福祉における総合福祉の使命を果たしていきます。
今日、福祉対象者が、複雑多様化していく傾向がますます顕著にあります。その中で、救護施設の存在は極めて大きな意義があり、重要なものです。 さらに、特徴として多様な利用者が同居しており、共助を生かした生活施設として人間的なつながりが出来ます。まさにこれは、地域社会性であり、このように総合福祉的見地からも社会変化に対応しうる社会福祉施設として推進していきます。
「個人の尊厳を持ってその人らしい自立した生活が送れるよう支える」という福祉の理念に基づき、個人の自立を基本としてその選択を尊重した福祉サービスの拡充。そして、能力障がいのニーズに対応できる体制を整え、利用者の生活と権利を保障するノーマライゼーションを具現的に実現する施設として救護施設は、地域の人々と同じ生活が可能になるよう援助支援することにあります。
「福祉は人間である」ということ、社会福祉施設の理念は、救護施設であり、地域社会に重要な施設であることを確認しつつ、ご紹介申し上げる次第です。
法人名 | 社会福祉法人 菰野陽気園 |
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代表者 | 理事長 中村厚徳 |
設立 | 昭和41年5月 |
所在地 | 〒510-1326 三重県三重郡菰野町大字杉谷1572番地1 |
事業内容 | 入所事業/時入所事業/居宅生活訓練事業/保護施設通所事業/三重県就労準備支援事業 |
運営理念 | 職員の人格向上、福祉に関する知識と技術を会得し、これからの制度改革の上から創意工夫と専門性の確立を図り、施設利用者のニーズに対応した支援を目指していきます。 また、地域福祉推進に積極的に取組み、今後複雑多様化してくる社会のニーズに対応していきます。 |
連絡先 | 各施設へご連絡ください。 |
仕事内容 | ご利用者が自立に向けて歩み出せるよう、日常生活における支援・介護募集をお願いします。 |
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資格 | 普通自動車運転免許(AT限定可)、学歴・経験不問 年齢/59歳まで(省令1号※60歳定年別) |
時間 | 9:00~18:00(実働8時間)※シフトにより宿直勤務もあります。 |
給与 | 月給165,000円~204,00円+各種手当※当法人規定による |
休日 | 月9日、他にGW・夏季・冬季休暇あり※年間休日114日 |
待遇 | 各種社会保険完備、昇給年1回、賞与年2回、有給休暇、育児休暇、マイカー通勤可(無料駐車場完備)、退職金制度、65歳までの再雇用制度、他 |
手当 | 扶養手当、通勤手当(月24,000円まで)、資格手当、役職手当、他 |
時間 | 18:00~翌9:00 |
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時間帯詳細 | ・18:00~21:00 介護業務 ・21:00~22:30 休憩 ・22:30~ 巡廻業務(業務後、仮眠していただけます) ・6:30~9:00 介護業務(途中休憩30分あり) |
給与 | 1勤務9,500円 待遇:通勤費規定支給 正社員も一緒に働きますので安心です。 |
昭和41年3月 | 厚生大臣より法人設立が認可される 保護施設設置認可申請書を三重県知事に提出 |
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昭和41年4月 | 救護施設の設置認可(4月25日付)受理 |
昭和41年5月 | 5月1日、事業開始(定員30名) |
昭和45年4月 | 定員50名に増員 |
昭和45年7月 | プール完成。新浴場増築 |
昭和49年3月 | 定員70名に増員 |
昭和51年2月 | 運動場及び園庭の完成 |
昭和57年9月 | 定員100名に増員 |
昭和59年11月 | 定員120名に増員 |
平成1年7月 | 定員170名に増員 |
平成18年9月 | 救護施設菰野千草園竣工(9月25日) |
平成18年10月 | 10月1日救護施設菰野陽気園(定員110名)運営開始 救護施設菰野千草園(定員 60名)運営開始 |
平成24年3月 | 耐震化により一部改築 |